「入門 AIと金融の未来」野口悠紀雄著

「キャッシュレス」「AI」といったこれからの時代のことを少しでも知ろうということで手にしました。(4年前の本ですが)

 

AIは科学技術のイメージですが

こちらの著書は経済的なところでの利用について書かれています。

金融というタイトルもあることから

仮想通貨や銀行の取り組みなど少し難しく感じるところもありましたが

AIによりかなり効率的になり適正化されるところもあるのだと思いました。

それにより業務などが置き換わったり新しいことが発生したりと時代の変化を感じます。

世界的にみても日本はこの分野に後れをとっているようで

心配な面もありますが、個人情報やプライバシーなどいろんな規制のなかで

AI技術を取り込んでいくことの難しさも感じます。

ビットコインなど投資目的として考えている日本人が多いようで報道でもそのような

取り上げ方に感じます。

スタートアップ(ベンチャー企業)への資金としてという発想が少ないところも

新しい強みを得る機会を逃しているようにも感じました。

また

中国のこの分野での躍進も脅威を感じます。

日本の取り組みや進み方において資金的にも人材的にも投入していく

ことの重要性を感じます。