デザインに人生を賭ける 栄久庵憲司著

GKというプロダクトデザイン事務所があるのですが
その創始者です。
 
実家がお寺だった。子供時代ハワイに住んでいたことがあった。
広島に住んでいたので原爆の体験もあり、波乱万丈な人生のスタートのようでした。
一時期、坊さんをしておられその影響が随所に感じられました。京都にもいたことがあるようです。
 
東京芸大にいる時から仕事らしいことをしていて
GKを立ち上げて失敗もありながらも比較的順調なような感じでした。
時代も戦後復興や高度経済成長、バブルなども後押ししたと思います。
本人の努力や才能も今80歳ほどの方ですが実ったのではと感じることができます。
 
(デザイン職である立場として自分と比較して若いころの戦争体験などの苦労がなかった分
人生半ばの今、自分は苦労しているという感じです。)
戦争時代を体験された方はその苦労は察してもあまりあると思います。
 
好きなことを突き進んで信じてやったというのを感じました。