睡眠の科学 なぜ眠るのかなぜ目覚めるのか 櫻井武著

しばらくぶりの読書です。
今の仕事が気疲れが多く読書の気分ではなかったので。
そういうことはさておいて読書感想。
 
 
なぜ眠るのかなぜ目覚めるのか とうタイトルの答えは著者自身明確には研究途上で答えられないとしながら
自分自身の現段階での見解をまとめていました。
 
睡眠を研究しているだけあって、睡眠を単なる休息のためのものという捉え方ではなく
睡眠も脳の一つの活動として述べられていました。
 
作用の名前や物質名など少し難しく感じました。
 
コラムなどイルカは左右の脳半分ずつ眠るのでどちらかの脳が起きていて、溺れないとか、渡り鳥も同じで長距離を飛べるなどの話はおもしろかったです。
 
覚醒→ノンレム→レム→・・・・というサイクル。
レム睡眠・・・脳は活動しているが外界とのインプットアウトプットを遮断している。なので夢をみやすい
ノンレム睡眠・・・脳も休んでいる。
 
神経学者からすると夢で何かを判断したり、予知するようなことは意味ないとのことです。