食塩と健康の科学 伊藤敬一著

若くして高血圧になってしまったのでこの本を手にしました。
食塩摂取によって高血圧になるのはよくいわれていますがより詳しく理解できればと思いました。
 
歴史的なことや人間の進化から、または、医学的な方面から展開されていました。
医学的な記述は著者としてはできるだけ平易にされたようですがそれでも難しくは感じました。
 
気になった内容をまとめると
・ストレスは食塩嗜好を亢進させる
・個人によって食塩の感受性がちがい、個人の食塩摂取量の最適量は難しい
・ミネラル塩はミネラルの作用によって減圧の効果がある
カリウムはナトリウムを排出するように作用する(バナナ、アボカド、豆、イモ、ホウレンソウ、マグロなど)
・一日人は1.5g程度で十分だがクオリティオブライフの観点から11gグラムぐらいが適量としている