「照明のことがわかる本」  中島龍興著

読書のカテゴリーにしましたが、デザインよりかもしれません。
 
照明器具や照明(空間の光効果)のデザインをしてみたいと思い知識を増やす意味で読みました。
大学院のとき「光」について調べたりしたことがあったので基礎的なことは飛ばし読みして、また科学的すぎる説明のところもざっと目を通す程度の読み方でしたが新しく興味をひかれたところをまとめてみました。
 
・プルキンエ現象 暗くなると青が明るく見える
・ナトリウムランプは建造物のライトアップによく利用されるが、虫がよりつきにくい(通常、光にすぐ虫が集まる)
 
など新鮮な情報でした。
おさらいとして
・輝度と照度の違い・・・発行体の光の度合い と 照らされているほうの場の光の度合い
・影と陰の違い・・・映し出された影(地面などに映った) と 照らされいる部分と陰になっている部分の陰
 
光はつかみどころのないもので目で感じるものですが科学的に検証するためにルクスやケルビン、ルーメンなどいろんな単位で表現します。しかし、人が個人個人で感じる同じ光は感じる個人個人によって違うので(若者と老人など)そういった面も想定して光のデザインをしなければなりません。