通勤大学 実践MBA 事業計画書 池上重輔 著

大げさなタイトルですが薄めの本です。
事業計画書の大まかなマニュアル書のような感じでした。
グローバルタスクフォース(株)という会社との共著です。
 
本当のMBA取得には膨大な読書量やディベート、レポートなど比較にならないと思いますが、著者自身が英国のMBAホルダーのようです。
 
MBAというより計画書の基礎的なチェック用という感じがしました。
MBAをタイトルにつけたほうが手に取ってもらえるという風に考えたのだろうと思います。
あと通勤中で読み切れる。
 
一般的なあるいは概念的な表現が多かったが納得はできる内容でした。(事例なども当たり障りない感じで)
 
・プレゼンする相手のことを考慮して計画、準備、対処と方法とか
・財務に関するごく基本的なおさらいとか(売上や原価、利益、損益シミュレーションなど)
・リスクに対する対処(というより前もって想定し選択をある程度決めておく)
 
など
 
成功できる「思いこみ」と「客観性」のバランスをとることが重要と述べていましたが、このバランス点を保つ方法として、これは本などで読んでも回答がないのかもしれません。自分で見極めるしかないのかそこまでの記述はありませんでした。
 
自分自身はこれから仕事どうしようかという時になんでこの本を読んでいるのかと思いながら
「思い込み」と「客観性」をいつも考えますが、二つの間を揺れ動きます。