素材とデザインの教科書  日経デザイン編

こちらの書籍は読書というよりデザインカテゴリーのほうにしました。
 
樹脂、金属、紙、木、布革、セラミック、先端素材に分けて書かれていました。
樹脂や金属などは性質はもちろん成型方法などがまとめられていてデザインするうえで知らなければならない知識でした。
実際の企業や商品例があり、やりすぎぐらい極めている技術の紹介もありました。
「ひび割れない金属色のやわらかいシリコン」や「塗装を必要としないピアノ面のような仕上がりを作るABS樹脂」などなど
「金属の表面処理の技術」、「音響商品におけるチタンのすごさ」、「強度と高級感のセラミックのジルニアのすごさ」、「紙の技術」、「エコロジカルな素材」などなどです。
 
一つ残念なのはそれら微細な特徴がカラー写真だけなので素材を伝えるのには限界がありました。
雑誌日経デザインの記事を書籍用にまとめなおしたもののようです。