36歳イタリア短期留学 3日目の街歩き

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見学の授業も終り、解散。
また、街歩きをしながら写真を撮りました。

路上駐車はひどいですが、建築はすばらしいです。
特に有名な建物でなくてもこのレベルで保存して実際使用しています。

画像2枚目、閉まっていたミッソーニショップです。
壁面をグリーンでおおわれてトピアリーの植木を配置しています。
店内からは緑が開口部から見えて気持ちいいのではと思います。


画像3枚目、イタリアだとこんなビビッドなオレンジ色のバイクでも街になじんでいます。
風除けの透明フロントやその留め金具などデザイン意識してますよね。

テーラーのショーウィンドウ。
商品そのものがシックでいいものなのでトルソーに着せるだけで様になります。
さりげなく靴を置いていたり、その靴から紫のチーフを出したり。
その紫いろはウィンドウのガラス面のSALDIの文字の紫につながりコーディネイトしています。

道がY字に分かれているところ。
建物のファサードが街ゆく人の目が必ず入るところだと意識された意匠。


道路から建物の中庭に入ろうとするとこういう扉があります。

ここまで歩いて、これからは地下鉄でドゥオモまでいきます。
初めて海外に来た時恐ろしくて乗れなかった地下鉄。今となれば笑い話です。

地下鉄のカラー構成。大胆な黄緑とオレンジ。ほかに変な要素や、色がないのでうるさくないです。
ポスターもこの駅用なのか偶然なのか、デザインディレクションされているのかわかりませんが、いづれにしてもブラックを基調にしたシックなものでよく合っています。

床や天井、ポスターも黒いのでこの黄緑とオレンジが効いています。
カラーの境目も黒のラインで締めモンドリアンの構成のようになっています。

日本だといろんなものがあり、いろんな表示物があり、いろんな広告があり、ポスターのデザイナーは掲出される場所を想定せずに画面だけで自分のテクニックを自慢するかのように好き勝手にやっているので多色使いで結局ごちゃごちゃの環境の中に同化してしまって印象に残らない。(最近はそのごちゃごちゃも日本の特徴かと許容しつつありますが)

駅のホームです。グリーンと赤めのオレンジ、床の黄色いライン。黒く暗い構内で色が活きています。
まるっきりの補色ではありませんが、補色にちかい組合わせで悪趣味にならないのは色の面積比のバランスがいいのでしょう。緑の分量がラインだけの小面積で抑えているからだと思います。オレンジと緑が1:1ぐらいだと悪趣味な感じ、いわゆるハレーションをおこして心地よさがなくなります。このへんはイタリア人はおさえてます。

次回は、ドゥオモの屋上に上ったのでドゥオモ特集です。
そのあと、モンテ・ナポレオーネ通りに向かいます。(次々回なります)

つづく