36歳イタリア短期留学 デザイン事務所はしごカスティリオーニ

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前回の続きです
いちばん上の写真、この方が部長さん
工房で説明しているところ。

建築模型なども置いてあります。

道具箱もあります。

工房はリアル模型を作るというより、モデリングの初期のペーパー模型や簡単な木工模型を作るぐらいの規模です。木材は薄い数種類の板がストックしてありました。

緑に囲まれた静かな環境でデザインできるのではと感じました。
自分の働いていた電話がじゃんじゃんなる環境だった状況と比較してでここはいいなと思いました。

リッソーニデザイン事務所を後にして、今度はカステリオーニの事務所に向かいます。

途中街中を歩きながら移動。
街の建物がこういったピンクや黄色、白い壁と色がばらばらなのにまとまった美しさを出しているのは、窓のデザインスタイルが縦長で統一していたり、色数は多くてもトーンをどことなく落とし調和がとれるようにしているからだろう。法律や条例などで決めているのかデザイナーがプライドを持って街を美しくキープしようという心構えがあるのか、その両方かもしれないが日本の景観とは全く違います。


カスティリオーニもミラノの有名なデザイナーです。故人です。
カスティリオーニの詳細
→(ヤマギワの紹介ページ)
http://shopping.yamagiwa.co.jp/contents/designer/AchilleCastiglioni.html

多木陽介著「アキッレ・カスティリオーニ 自由の探求としてのデザイン」と事務所の様子を紹介したサイト
http://www.excite.co.jp/ism/concierge/rid_1147
(詳細は撮影禁止でしたのでこのページで見てみてください)

カスティリオーニの事務所はうって変わって昔の事務所という感じがしました。紙の図面やドラフティングの道具があったからでしょうか。現在の一般的な事務所はパソコンがデンと置いてあるので随分違います。作品も随所においてありさしずめミニ博物館といったところです。

作りかけの模型があったり、資料もたくさんありました。資料の本のなかにところどころ日本語の本があり、ここで紹介している多木陽介さんの本もありました。かなり日本が好きだった様子がうかがえます。図面も筒にいれて保管してありそれ自体がディスプレイデザインのようで面白かったです。

唯一写真可で事務所の人が写してくれた集合写真。ボケていて顔がも一つ分からないのでそのまま出しています。いろんな国から来ています。台湾、香港、インド、韓国、ギリシャポーランドエクアドル、イギリス、アメリカ、アラブ首長国連邦、イタリアなどなど(わたしは左から2番目です)

いったん解散して、昼食。クラスメートのみんなでオープンカフェで食べました。
イタリア人が一人いたので通訳をしてもらって注文をとりました。
またカドルナ駅に集合し昼からはミラノのショールームを二つまわりました。

次回はこの辺から
つづく