フランスパリ旅行22 最終日空港へ

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※画像は宿泊したホテルのファサード プチホテル
シャンゼリゼからコンコルド広場にきてセーヌ川よりの小高い公園のベンチで休む。
怪しげな「speak english?」と人に聞きまくるジプシー風の女がいたが行く人はみんな無視。

海外の観光地にはこういう人が多い。
今回の旅で見かけた人は
・地下鉄でカラオケの機材を車内に持ち込み勝手に歌いお金を集める中年女性
・地下鉄の切符を買うとき、紙コップを人の前にだし恵んでくれという少年
・いきなり煙草を恵んでくれというおっさん(たばこを吸ってなく持っているとはかぎらないのに)
・ミサンガを高額な値段で売りつけるアフリカ系
・マジックを人の目の前で勝手に始めお金を請求する白人男性

ちいさなことでは何もとがめられないのだろう。日本でこういうのが少ないのはたとえ小さなことでも人に迷惑をかけると排除される対象となるし。軽犯罪でも社会的信用をなくし職を失い、住む場所も変えないといけない状況になるからだろう。こういうひとはもともと社会的信用がないのでそういうことができるのだろう。そしてそれでも生きていける。日本ではそれでは生きていけない。日本は安全で秩序があるが人に対して義務や責任が多く要求され行き過ぎている面もあると感じる。

で、話を戻し、当然ジプシーを無視して、美術館っぽい建物の前だったがオランジェリー美術館だと後からわかる。時間がなかったので気づいていても見る時間はなかったのでまた来る機会があれば行ってみたい。モネの睡蓮とか有名なので、なかなかチャンスは巡るかわからないがぜひ行きたい。

かなり余裕をもってホテルに荷物を取りに行く。

(その前にプランタンやギャラリーラファイエットにより、チョコレートなど土産の追加を買う。)

ホテルで荷物を受け取るが時間がまだ早いので2,30分ほどホテルのロビーで休ませてもらう。
レセプションの男性に「would you have a cup of coffe?」(コーヒーいかがですか?)と丁寧にわかりやすい英語で聞かれて、「no thank you.」(結構です。ありがとう)と断る。
もう少し会話力があれば話できるのだがと思ったが旅行でトラブルがなければあまり困ることがないぐらいの理解度までにやっとなったと思った。

レセプションにお礼を言ってホテルを後にする。
オペラ発空港行のロワシーバス乗り場までキャリーケースをごりごり引いていく。
オペラの乗り場はわかりにくく、到着時下ろされたところも普通の道路。バスターミナルでもなくバスストップのスタンドもない。しかし、バスがでっかくすぐわかるので停車しているところを見つけかけより料金前払いでバスに乗る。降りるターミナル駅を運転手に告げる。ほどなく出発。
パリも終りだと持って車窓から街を見る。

そうこうしてかなり狭い道を通り停車中のトラックと接触
といってもバスのミラーがもげただけだがしばらくトラックのひとがバスミラーをバスの運転手に渡し、少し話していたがバスが出発。日本と違い適当だなと思った。さすがにミラーがなく危険なので代替えバスを用意したよう。すぐ来なかったので乗客は心配していた。20分ぐらいできたので乗り換えシャルルドゴール空港へ向かう。

空港に到着し目的のターミナルで下車。バスの事故があったが余裕持ちすぎで来たので時間はたっぷりあった。トイレに行ったり。少し店を見たり。チェックインカウンターに人が並んでいたのでもう並ぶことにするがこれが失敗。空港会社の人がパスポートをチェック、日本人なのか長蛇の列なのにすいているビジネスクラスのカウンターに誘導される。やったアップグレードか?と期待したがそうではなかった。なぜ案内されたのかは不明。荷物を預けすぐパスポートコントロールを通り、ゲートに向かって行って免税店でも見ておこうと思ったけどゲート内の店は閉まっていて広くなく失敗したと思った。ゲートの外だともっと店があったかもしれないし、シャルルドゴール空港を探索できたかもと後悔するが、しかたないので2時間ぐらいあるし本でも読んで過ごすことになった。なんかラウンジを使えるか聞いてみたがエコノミーでは使えないとのこと。仕方ないので。またもどり人間観察などした。真面目そうなフランス人の30代ぐらいの男の人がやたらパスポートを丁寧に確認しカバンに入れていた。日本人ぽい感じ。白人はいつも堂々としている印象をもっていたけどこういう人もいるんだと思ったり、中国人は多いと思ったり。韓国人は日本人と見分けつかないと思ったり。沢木耕太郎深夜特急と読んだりして過ごす。時間が来ていよいよ乗り込む。

夜になり暗くなっていて席も真ん中の通路寄りなので窓からはパリの街は見えなかった。シートは結構空いていて。一つ空けた席に黒人の女がいて、もう一つ詰めてくれれば私が寝れるといっていたが一人だけいい目見るので断った。人に提案するときは「自分も有利、相手も有利だからそうしようと言わないと誰がその案に乗るか」と思った(心が狭いのだろうか?)自分だけが3シートとってごろんと寝ころぼうとしていた。本人自身は席を変わることなくひとに場所を移動しろだと。もともと態度悪い感じの女だったけど。膝を立て、機内でずっと木を咥えていた。はみがきなのか、日本でいうとつまようじで歯を掃除している感じ。世界には変な奴はいくらでもいると思った一人だった。

ここでフランスパリの旅行はおわり。
次はこのあとチケットの自分の手配ミスで乗り換えが20時間になり予定外ドバイ(アラブ首長国連邦)の一日滞在につづく。せっかくなので市内に出て観光して楽しもうとするが準備不足でどうなることか。つづく