宇宙飛行 若田光一著

サブタイトルが
「行ってみてわかったこと、伝えたいこと」
 
宇宙飛行士若田さんが出した著書です。
テレビ報道などでしかわかりませんが優秀で人当たりもいいイメージの若田さんです。
 
宇宙飛行士という幸運でありながら努力も人一倍どころか10倍ぐらいしてもなれるかどうかの職業を勝ち取りました。
 
著書では的確で明快なレポートになっていて実直でまじめな人柄がうかがえます。
宇宙のこと訓練のこと、日本のこと、などいろいろと伝えたいことが続きます。
ところどころで私を支えてきた言葉として有名人や哲学者などの言葉が紹介されています。
 
アメリカやロシアでのコミュニケーションのことなども世界で仕事をする違いなども述べていました。
 
現実と夢のある思いというバランスがいい感じがします。
 
日本人なのでやはり英語で苦労されていて訓練に自信がなくなり「はとぽっぽ」の日本語の歌を帰りの車の中で思わず歌ってしまったというエピソードはそれだけ追い込まれた状況でもあったのだと思います。
 
笑顔で受け答えするイメージのある若田さんですが人知れない苦労もたくさん乗り越えてきたのだろうと思いました。
 
※お気に入りブログに若田さんの宇宙ブログがあります