日本はなぜ貧しい人が多いのか 原田泰著

しばらく読書もする気がおきなかったですが久しぶりに読みました。
 
サブタイトルが「意外な事実」の経済学
タイトルが「日本はなぜ貧しい人が多いのか」ということで
 
いろんなデータ分析によるものでしっかり読み込まないと理解できない感じでした。
タイトルのことのみをクローズアップさせたものでなく、「貧しい人が多い理由」は項目のひとつといった感じです。
日本経済についての分析といったところです。(著者は多くのひとの誤解を正確な分析によって正しい理解をうながそうとしていました)
 
このタイトルにしたほうが手にとってもらえそうだからなのかも。
 
結構難しかったので各項目の最後に丸ゴシック体でかかれたまとめを重点的に読みました。
難しかったところは読み飛ばしたところも多かったです。
 
・高齢者が優遇されている
高所得者が社会の富を増やしていれば問題ないが、自分だけ富を増やしているのが問題
(企業が破綻しかかっているのに一部の経営陣のみ高額所得のままで会社へも社会へも貢献度が低い。
逆に言えば社会や会社への貢献が大きければ問題ない。)
 
というような内容だったと思います。
あとは経済的に中央銀行と政府についてや中国のこと世界経済と日本ということが著者の意見として書かれていました。もう少し簡単に書き直した平易版があれば読みやすいかもと思いました。