自宅で死にたい 川人明著

ブログとしてはちょっとかたく重い内容ですが。
図書館で借りた本の紹介。

高齢化社会でだれしもが直面する問題です。
著者の経験と在宅診療の今昔のことが解説してあります。

著者の両親のことも実体験として書いてあり、専門家としてだけでない心情も書かれていました。
医療の現場はほんとに問題も多く携わっている方も大変だと思います。

それでも少しずつはいろんな人の努力で改善していってもいます。
「自宅で死ねること」を書いていますが決して病院で死ぬことも選択肢の一つで否定はしていません。

本当に治る見込みがなく死が近いときの過ごし方のヒントになるのでは。