フィンランド豊かさのメソッド 堀内都喜子著

ひと月に一回は更新するつもりが2月は0でした。
 
今回の読書感想は北欧の国フィンランドについての内容です。
このブログも北欧が何回かでてきました。
福祉が行き届いた国として日本でも紹介されています。
 
著者の留学体験を下にフィンランドについて書かれています。
豊かさのメソッドつまり豊かさの方法とういうことですが
 
フィンランドの人たちというのは素朴という印象はありますが、日本で言う田舎の素朴とはまた違う感じがします。
都会という存在に日本の田舎の人ほど引け目を感じていないように思います。
日本の田舎は東京をはじめ大阪など地方にもそれなりの都会が存在しているというのも大きいと思います。それも世界有数の都会が。
 
学力が高いということに関しては少人数でおちこぼれをなくしているからということだということのようです。
 
教育への意識も高いのですが、日本や他のアジアのように受験戦争に即した学力というよりも基礎を身につけることや応用への可能性を広げるためや実際の社会の問題を解決するための基礎として考えられているように感じます。
 
日本だといい大学に入るための受験勉強として学力が第一にあります。
英語にしても英語で将来、何かするためでなく受験科目で必須であるからというのが日本で、
フィンランドは将来留学先で実際に英語で授業を受けて知識時術を習得するためであったり、仕事でフィンランド以外でも仕事ができるようになど、フィンランド以外でも何かと情報を得るために語学の勉強があるように思います。
 
そういうことが働き方などにも影響しているように感じ、経済や社会にまで及んでいるのではないでしょうか。
 
コミュニケーションのとり方の違いなどもありましたが、日本人と比べて一匹狼的な印象を受けました。
それゆえに子供も女性も自立し独立している感じがします。
 
日本の和という考え方のメリットとデメリットが浮き上がるように比較すると感じます。